私は販売員という仕事がら、日々いろんな家族に出会っています。
最近、特に気になることは、「子供は何歳になれば自分で靴ひもを結べるのか?」ということです。
よく出会うんですよ、靴ひもが結べない子供とそれに奮闘している家族に。笑
だんだん子供の足が成長していくと、マジックテープの靴ではサイズが合わなくなってきて、
いずれ「靴ひも」を結ぶ靴から選ばなければいけなくなりますよね!
子育て中のご家族にとっても、子供自身にとっても必ず通らざるを得ない試練なのかもしれません。
あ、遅くなりましたが、
こんにちは、とみたぐです。
そんなことから、今回は「靴ひもを結べるようになるのは何歳から?」
という疑問がわいたので、いろいろ調べてみました。
これまで出会ったいろんな家族の様子や会話などから、私が気付いたことも紹介していきますね!
靴ひもが自分で結べるようになる年齢は?
平均的には「6~7歳ごろ」が多いようです。
小学校の低学年くらいの年齢でしょうか?
ご家庭にもよりますが、早いところだとすでに幼稚園や保育園に通っている、
3~5歳くらいである程度結べる子供もいるようです。
びっくりですよね~。
私の息子はまだ2歳半ですが、3歳ごろに靴ひもが結べるようになるなんて想像もできません。笑
参考として、「靴ひも」タイプの靴を何歳から履かせたかというアンケートがありますので、取り上げてみました。
※子育て中のママさん50人を対象にしたアンケート
「靴ひも」タイプを履いた年齢 全体から見た割合(%) 3歳以下 6% 3~6歳 (幼稚園児) 20% 6~9歳 (小学校低学年) 42% 9~12歳 (小学校高学年) 26% 12歳以上 6%
この結果をみると、やっぱり小学校低学年くらいの年齢が一番多いみたいですね!
小学生になると、「運動会」や「遠足」などの行事もあり、
靴を履いてスポーツをしたり、長い距離を歩いたりすることも増えて、
機能性も充実していていろいろなデザインが選べる靴、「靴ひも」タイプを選ぶ傾向にあるようです。
またひとつ成長する為の第一歩なんですね!
「靴ひも」に奮闘する家族の物語
今回の記事では、ちょっと思考を変えて・・、
私が販売員という仕事を通じて出逢った体験から、
「靴ひも」を結べるか結べないかの微妙なお年頃のお子さんを連れてきた家族の物語を2つご紹介します。
こういう出逢いって、販売員という職種ならではという感じがします。
とても貴重な体験をさせていただきました♪
「靴ひも」を結べなかったけど・・これからの成長が楽しみな家族
そのご家族は、お母さんと小学校高学年くらいのお兄ちゃんと、小学校一年生の弟くんの3人で、
兄弟2人分の靴を購入しにやって来ました。
お母さんの話だと、弟くんはこだわりが強く、お兄ちゃんは何でもあっさりと決めてしまうタイプだということで、まずは、弟くんの靴を選ぶことに・・。
まだ靴ひもを結べないという弟くんは、案の定、とても個性的な黄色い靴を選びました。
しかも「靴ひも」のタイプ・・。
私とお母さんは説得してみましたが、どうしても「これがいい!!」と、選んだ靴を離さないので、
試しに履かせてみることにしました。
きっと家でも練習はしてるのでしょう。
自分で何とかヒモを結ぼうと奮闘していました。
・・・・が、何度やってもうまくいかず。
私のこれまでの経験だと、こういう場合は、
「早くしなさいっ!できないんだから諦めてこっちのマジックの靴にしてよ!」
と言ってしまうお母さんや保護者の方が多いんですけど、
このご家族のお母さんは違いました。
「店員さん、こめんなさい・・。もう少しやらせてあげてもいいでしょうか?」
(なんて優しいお母さんなんだ!!)
と私は感動して、「もちろん、いいですよ^^」と答えました。
意地になって一生懸命靴ひもと格闘している弟くんに私は付き添い、時々結び方をアドバイスをしながら、
お母さんには、「お兄ちゃんの靴を選んでいていいですよ」、と伝えました。
そしたら、ホントにあっさりお兄ちゃんは決めてしまいました!
いや~兄弟でもこんなに性格が違うんだなーと、すごくびっくりしましたね。笑
まだまだ諦めない弟くんでしたが、かれこれ30分近く頑張っていたので、
そろそろずっと付き添っているお母さんとお兄ちゃんの為にも、他の靴で納得してもらえるように、
実はこっそり、これなら気に入るかもしれないだろうという靴をピックアップしていたので、
(もちろん、ヒモを結ばなくて良いマジックテープ付きの靴w)
それを弟くんに見せてあげました。「こっちの靴もカッコイイから履いてみて欲しいな!」
・・きっと、タイミングがバッチリだったんだと思います。
素直に履いてくれました。
きっと弟くんも意地っぱりな性格だから、(私もそうw)
やめたくても自分からはやめられないだろうな・・と私は察していました。
そして、弟くんの靴がやっと決まりました。
お母さんは「ありがとうございます・・。」と言ってくれましたが、それが私の仕事なので。笑
結局、今回は「靴ひも」を結べなかったけど、とても優しくて思いやりのあるお母さんとお兄ちゃんがついているので、
次の靴を選ぶ時は、きっと結べるようになると思いました!
弟くんは意地っ張りだけど、すごく頑張り屋だったので、これからの成長が楽しみです。
年の為、お母さんには、靴ひもを結ばなくてもいいグッズがあることを教えてあげました。
どうしても「靴ひも」タイプのデザインが気に入った時は、使ってみてほしいと・・。
家族みんなに見守られて、上手に「靴ひも」を結べた男の子
次に出逢った家族は、祖父母、両親、
小学校低学年くらいの男の子と、家族総出でやって来ました。
これまた、「靴ひも」を結べるのか微妙な年頃のお子さんだったのですが、
(その時履いていた靴は結ばなくて良いノンレースタイプ)
選んだ靴は「靴ひも」を結ぶタイプのオシャレな靴でした。
最近の子はセンスがいいなぁ・・と思いつつ、(←おばちゃんかw)
早速試してみることに・・。
おばあちゃんの隣の椅子に座り、履き始めた男の子。
おばあちゃんは、「自分でヒモは結べるの・・?」と心配な様子。
家族みんな(プラス私も)が見守る中、
よいしょ、よいしょと、ゆっくりですがヒモと格闘していた男の子は・・、
キレイなリボン結びをやってのけました!!
「できたっ!!」と男の子は喜んで、
隣に座っていたおばあちゃんも、「できたね!すごい!」と喜んでいました。
きっと、家でも練習してたんでしょうね。(前にも同じ事書いたしw)
実は何度か成功していたのかもしれません。それを今回、家族に披露してくれました。
私もまるで自分の息子を見ているようで、ハラハラしましたが、
こうやって一歩ずつ成長していくんだなー・・とちょっとドキドキしました。笑
2組の家族と出逢った感想
「靴ひも」を結べなかった弟くん、上手に「靴ひも」を結べた男の子・・、二組の違う家族に出逢いましたが、
どちらの家族もとても幸せそうでした。
大人になれば、「靴ひも」を結ぶことなんて朝飯前だし、あたりまえにできることですが、
幼い頃は、いつでも新しいことに果敢にチャレンジして、どんどん成長していくんだなーと感じました。
子供時代にいつも秘めていた成長への意欲を、大人になってからも忘れずに過ごしていきたいですね。
まとめと補足情報
今回のテーマとしては2つのことを中心に書いてみました。
②「靴ひも」に奮闘した2組の家族の物語
いつでも家族には物語があるんだな、と感じた出来事でした。
「靴ひもを結ばなくてもいいグッズ」について少しご紹介します。
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