こんにちは、とみたぐです。
今日は子供服を購入することが目的で
外出したのですが、
その先である「本屋さん」を見つけました。
とりあえず、最近本を読んでなかったし、
ビジネスのスキルに役立つような本でも探そうかと思い、
帰りにちょっとだけ立ち寄りました。
その時、私が手にとった本は、
もともと探してたジャンルとはまったく違う本でした・・。
その時、大切な自分の本心と向き合えたような気がしたので、
そのことについて書いてみました。
もしかしたら、私と同じような体験をした方もいるかもしれません。
そんな方に共感してもらえたら、と思います。
私にとって本とはどんな存在?
まず、私と本との歴史・・、というか関係性について。
幼少期のころから本が大好きで、
小学生の頃、まわりのみんなが少女漫画やコミックなんかを読んでいる時、
私は図書館で本を借りたり、
両親が買ってくれた本など、
どちらかといえば小説などの文庫本を読んでいました。
なぜだかわからないけど、
物語や文章を読んで空想するのが好きだったのかもしれません。
中高生になっても、
当時好きだったショートショート系の小説や、心理学の本などをよく読んでいました。
私の部屋には当時からマンガ本は一冊もなく・・、
お気に入りの小説や文学本・心理学などの難しい本が保管してあります。
(決してマンガが嫌いではなく、友達から借りて読んだりはしてました。笑)
「本が好き」というと、
いつも家で黙々と読んでいたり、内気な性格のようなイメージが強いですが、
私はそんなこともなく、
外でも活発に遊んだり、運動もわりと得意で、
どちらかといえば、「活発な子」として知られていました。
本屋に行けば数時間は離れられない
学生生活が終わり、就職して、
車の運転ができるようになったり、
働いたお金で自由に買い物ができるようになると、
ますます本屋に入り浸るように・・。
地元にある小さな本屋から、
少し離れた場所にある大きな書店など、
休みの日になると、ふらっと本屋に行っては、半日以上も回遊していました。
(ちゃんと何冊か本は買いますよ。笑)
だいたいコースは決まっています。
まずは、その本屋さんがおすすめしている新刊コーナーを見て、
その後は、心理学・経済学・自己啓発本などのコーナーへ。
(ここが一番滞在時間が高いw)
それから、資格本や学習本・趣味に関するコーナー、
それからそれから、小説や文庫本(ちらっとマンガ系)コーナーへ。
最後に雑誌のコーナーに行って、
それぞれの場所で気になったタイトルの本を再確認しに戻り、
やっと、何冊か本を買って帰ります。
でも、立ち読みはほとんどしません。笑
ずっと、本のタイトルを眺めています。
(ときどき目次くらいは見るけど)
いつもこんなことをやって過ごし、
休みの日がほぼ終わることが多かったです。
なぜその本を選ぶのか?
その時の気分によって様々です。
でも、いつも共通していたのは、
「自分は何者なのか?他人は何者なのか?なんでこんなことが起きるのか?」
そんな概念にいつも囚われていたことです。
少し、スピリチュアル(精神世界的)な話になりますが、
昔から本を読んで空想するのが好きだったからか、
時々、思いも寄らないことで深く考え込んでしまうことがあります。
学生時代もそうですが、
社会人になるともっと視野が広がり、
いろんな人と出会い、様々な経験をしていきます。
他人に傷つけられることもあれば、
もしかしたら、
自分がいつのまにか誰かを傷つけてしまっていることがあるかもしれません。
そんなことを考えながら日々を過ごしているうちに、
ある時、心が壊れそうになるときがあります。
そんな状態のときに私を救ってくれたのが、
数多くの本だったり、本屋の雰囲気でした。
本屋は基本的に静かで、ゆっくりとした時間が流れている感覚があります。
そういう雰囲気の中にいると、心が穏やかになるんですよね。
非現実的というか・・。
外に出れば、騒音や人の声や、
自然界からでる音、いろんな音が聞こえてきます。
そういう雑音から一時的に解放されて、
集中して本を選ぶと、
その時の自分の気持ちを鎮めてくれる本が見つかるんですよ。
そんな感じでいつも本を選び、
自分の心と向き合ってきたという、本と私の関係性がありました。
私がなぜか手にとった本
ようやく本編の話へと展開します。
(私と本の関係性についてわかっていただいたところで・・)
そもそも、今日は「ビジネスのこと」を勉強したい!と思って、
いいスキル本がないかなぁ?という気持ちで本屋に行ったはずです。
なので最初から、
【ビジネス・マーケティング・経営学】
なんかが並んでいるコーナーへまっすぐに向かいました。
良さそうな本がいっぱいありました。
ちょっと気になったのは、
池上彰さん著書の「伝える力」(PHPビジネス新書)とか。
「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!というコンセプトで書かれていて、
誰かに「伝える」為に大事なことがわかりやすく書かれているようでした。
▽こんな感じの本です。
↓↓
あとは・・、前田裕二さん著書の「メモの魔力」(News Picks Book)とか。
この本って、
「2019年上半期ベストセラービジネス書部門1位」を受賞しためっちゃ売れた本なんですね!
「秋元康」が帯を書いていました。
目立つところにあったのですぐに目に付きました。
▽こんな感じの本です。
↓↓
私も普段から、
メモとることの重要さをアピールしている人間なのですごく気になりました。
ただ、気にはなったものの・・、
なぜか購入せずに通り過ぎてしまいました。
・・・・・・なぜ?
私が最後に選んだ本
なぜか手にとった本には、私の本心が隠されていました。
いろんなビジネス本があったにも関わらず、
▽結局最後に選んだ本は、なぜかこの本。
↓↓
3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語
(宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
ビジネス本を買おうと立ち寄った本屋で、いろいろ探してみたけど、
なんだかどれも気が進まなかったので帰ろうとしたその時、
ふと、おすすめ本コーナーで足をとめ、
少しじっと見てから、迷うことなくこの本を手にとってお会計へ。
・・・・・?
なんでこの本を買ったのかな?
とも後で少し思いましたが、
それでも後悔することもなく、家に帰ってからすぐに読み始めました。
この本は、「このミステリーがすごい!」大賞の開催や、ミステリー作品のランキングを毎年発表している編集部が選んだ、25人もの著者の書き下ろしの作品を超ショートで書いている本でした。
「このミステリーがすごい!」ランキング
といえば・・、有名なところをあげると、
・宮部みゆき 「模倣犯」、「ソロモンの偽証」
・東野圭吾 「容疑者Xの献身」、「秘密」
・横山秀夫 「半落ち」、「臨場」、「64(ロクヨン)」
・湊かなえ 「告白」
このランキングに入った作品は、これまで数多く映画化・ドラマ化されてきました。
最近だと、木村拓哉が主演でドラマ化され、話題となった、「教場」(長岡弘樹)や、
二宮和也と木村拓哉が共演した映画、「検察側の罪人」(雫井脩介)などが有名ですよね!
そんなミステリー作家が書いている本を手にとり、即決して購入した私・・。
まさに、【ミステリー】
私の本心と向き合ったとき
なぜこの本を選んだのか考えてみました。
考えたことを箇条書きで考察。
⇩
②最近は本業・副業・育児・ビジネスの勉強で忙しい。
⇩
③本当は休みたい(コーヒーブレイクしたい。笑)
⇩
④今やっていることが私にはミステリー(先が読めない)
⇩
⑤でも・・、ミステリーは最後に完結する。バッドエンドは見たくない。
こんな感じで、いろいろな不安を抱えていることが自分と向き合うことでわかりました。
そうなのかぁ・・。
(バッドエンドでもそれはそれでま、いいか。)
今のこの不安な気持ちを、ちゃんと受け止めてあげることで、
最後に一言
ふと外出した時に思ったことが、こんな長い記事になるとは・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
自分の本心と向き合えて、少し心がスーッとした気がします。
私はほんとちょっと、
休息を望んでいたのかもしれません。
もしかしたらあなたも、
自分がやろうと思っていたことがなぜかなかなか進まず、
ふと思い立って何かを始めてしまった時は、
その時は・・、
自分の本心がわかるかもしれませんね。
自分の心に向き合う良い機会かもしれません。
それでは、またお会いしましょう。
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